今回はFlutterでのボタンの表示を取り上げます。
ボタンの表示の表現にはいくつかパターンがありますが、今回はRaisedButtonというボタンの表示パターンから。
それでははじめましょう。
RaisedButton
前回Flutterの基本的なウィジェットは説明したので、ちょっと省略気味でいきます。
今回表示するパターンでは、ボタンを表示するだけでデータの変更など状態が変わるようなウィジェットは配置しないため、StatelessWidget
を利用します。
その中で、Scaffold
の中にRaisedButton
を置いていきます。
全体のコードは以下のような形になります。
import 'package:flutter/material.dart'; import 'package:flutter/services.dart'; class Sample extends StatelessWidget { @override Widget build(BuildContext context) { return Scaffold( appBar: AppBar( title: const Text('サンプル'), ), body: Center( child: RaisedButton( child: const Text('押したら終了'), onPressed: () { SystemNavigator.pop(); }, ), ), ); } }
RaisedButton
のchildにTextを置くことで、画面上に設定した文字列が表示されます。
ここで”押したら終了”としているのは、ボタンをクリックしたら終了する実装としているためです。
ボタンのクリック処理の実装
ボタンをクリックしてアプリ自体の終了を行いたい場合には、SystemNavigator.pop()
を呼び出してやればOKです。
import文として、import 'package:flutter/services.dart';
を忘れないようにしてあげてください。
上記の処理をonPressed
で上記のように実装してやれば、アプリが終了する形となります。
もしも複数の画面を遷移しているようなケースでしたら、Navigator.pop(Context context)
を呼び出すと、前の画面に戻れるので、
こちらも覚えておくと良さそうです。
ただし、前の画面がない状態で呼び出すと、真っ黒な画面が表示されてしまい、ユーザー体験としてはあまりよろしくないので、使うタイミングは注意するようにしてください。
実行結果
引き続きFlutter、Kotlinの記事をアウトプットしていきます。
気になることや取り上げてほしい事があれば、ぜひコメント欄よりお寄せください。