今回はライセンスページの表示方法を取り上げます。
アプリをリリースしたら、オープンソースライセンスで作られたサードパーティ製のライブラリはライセンス表記を行う必要があります。
Android の場合であれば、自前で作ったり、やはりサードパーティのライブラリを取り込んで表示を行っているかと思います。
今回はFlutterの場合の標準の表示方法を紹介します。
それでははじめましょう。
Flutterでのライセンス表示
Flutterでライセンス表示を行う場合には、showLicensePage
というメソッドを呼び出すだけです。
実装もとてもシンプルで、以下のようになります。
class Sample extends StatelessWidget { @override Widget build(BuildContext context) { return Scaffold( appBar: AppBar( title: const Text('サンプル'), ), body: RaisedButton( child: Text('ライセンスページの表示'), onPressed: () => showLicensePage( context: context, applicationName: 'Sample', applicationVersion: '1.0.0', ), ), ); } }
ボタンがクリックされたときにshowLicensePage
を呼び出しています。
引数としてcontext
、applicationName
、applicationVersion
を指定してあげています。
context以外は必須ではないですが、指定するほうが良いだろうと思います。(見た目的に)
実行結果
シンプルでとても簡単に表示することができましたが、UIは調整ができないので、細かい調整がしたい場合には他のライブラリを探してみるか、自前で画面を作っていくことになるのではないかなと思います。
お疲れさまでした。