朝の投稿でも書きましたが、アプリをリリースすると、その後はGoogle Play Store上でレビューを上げていくこともアプリの露出を増やすための一環として行われることになります。
よく見かけるアプリだと、レビューを利用ユーザーに促すダイアログがよく見られると思うのですが、アプリ起動時に毎回出ているとユーザーさんもうんざりしますし、
出すタイミングは負担にならないように微調整をしていきたいものです。
今回はそんな細かいところまで眼が行き届いたライブラリ「Android-Rate」を試してみました。
ライブラリはこちら。
Android-Rate
今回のサンプルも以下に公開しています。ほとんど公式サイトに書かれた通りにやっただけですが、
必要な方はgit cloneして合わせて試して見てください。
https://github.com/shige0501/sample_Android-Rate
ライブラリの出来もかなり秀逸で、よく出来ています。
app/build.gradle にバージョン情報を定義します。(バージョンは2017/01/27時点の最新版)
ext { android_rate_version = '1.0.1' } dependencies { : : compile "com.github.hotchemi:android-rate:${android_rate_version}" }
実行も簡単で、任意の場所でAppRateの初期設定(with() からmonitor()までの処理です)を行い、
呼び出したいActivityでshowRateDialogIfMeetsConditions()を呼び出したらOKです。
@Override protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.activity_main); AppRate.with(this) .setInstallDays(0) // 起動した回数のカウントを開始する日をインストール日基準で指定。デフォルトは 10(日)後。0だとインストール初日 .setLaunchTimes(3) // レイティングのダイアログを表示するまでの起動した回数。 デフォルトは10 .setRemindInterval(2) // "後で"をクリックしたときのリマインドの間隔。デフォルトは 1(日) .setShowLaterButton(true) // ”後で”のボタンを表示するか。デフォルトは true .setDebug(false) // デバッグログを吐き出すか。デフォルトは false .setOnClickButtonListener(new OnClickButtonListener() { // ボタンクリックのコールバック @Override public void onClickButton(int which) { Log.d(MainActivity.class.getName(), Integer.toString(which)); } }) .monitor(); // 条件に合致したら表示 AppRate.showRateDialogIfMeetsConditions(this); }
AppRateの初期化は各Activityで書くと面倒なので、Applicationクラスで定義したほうがスッキリするかもしれません。
そこは使い方しだいということで。
このライブラリのメリットは、チェーンメソッドで用意された豊富な設定にあります。
詳しくは上記のコメントを読んでもらえたらと思いますが、インストール日基準で◯日後から表示するような制御などは、
使い始めの人にウザがられる問題を解消できるので、とても良い仕様です。
あんまり出しすぎないように、しかしレビューを促せるように、ということで試してみてください。
公式サイトの方には画面のUI自体の変更方法や、ダイアログ上の文言の差し替え方法も記載されているので、
そちらも参考にしてみてください。
他にも以下のような記事を書いていますので、良ければ参考にしてみてください。
また、最近Flutterの記事を書き始めていますので、そちらも参考になる所があれば嬉しいです。
開発のノウハウに関する情報は以下にまとめて行っていますので、こちらをみてもらえtら、他のノウハウでお役に立てるものがあるかも知れません。
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