確かに配られた武器は良かった気がする【読了】

先日の読了の記事から、少し日が経ってしまいました。

あの後手に取った本は文字も多く、293ページという割りと多めのページ数の本だったので、隙間時間に読むにも、
少し時間がかかってしまいました。

僕は君たちに武器を配りたい

手に取ったきっかけは、本屋さんで20代だけではなく30代、40代も読んで欲しいとコメントが書いてあったから。
本当にそれだけでこの本を手に取り、読んでみようと買ってみたのだが、予想以上に面白い本でした。

ターゲットを大学を卒業して社会人となる20代前半に置いて書かれているのだが、内容は既に社会人になって何年も過ぎた人でも、
1つ、2つ と手に入る武器が感じられると思う。

日本経済をマクロな視点とミクロな視点から複眼的に捉えて、そこに起業論というスパイスでどのように振る舞うべきかという観点を、
著者の視点からまとめられていて、そこがわかりやすく読みやすい。
ところどころで与えられるテーマは考えさせられるもので、お陰で2~3日で読み終わらせるつもりが、4~5日と、長くかかってしまった。

特に気に入っているのは、後半の今後の立ち振る舞い方について。

「トレーダー」「エキスパート」「マーケター」「イノベーター」「リーダー」「インベスター=投資家」という6つのタイプに仕事の仕方を分類し、
この中で前者2つ(トレーダー、エキスパート)は今後、海外の新興国の勢いで厳しくなっていくだろうという点。

我々が目指すべきはマーケター以降のタイプを、状況に応じて使い分けることを説いていた。

私自身、社会人になったばかりの頃は、「エキスパート」になることを目指して頑張っていたが、
現在は若干変わってきていて、マーケターやイノベーター、リーダーのタイプの面白さをここ数年で
感じることができている気がする。

これは、日本Androidの会 中国支部のイベントを開催することで、イベントの企画から運営まで通して
経験を詰めていることが大きいのだろうと思う。

更なる成長のため、今後も色々と悩み、迷うことだろうが、
自分のやりたいことを成すために邁進していきたいものだと思う。

 

それにしても、今後オワコンだというカテゴリにITを含まれていたのは、ガクッとくるところだ^^;
まぁ、そこは予想が外れたと、著者を悔しがらせるのがエンジニアの生き方だろう。

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